UX Bridge #5
先日、UX Bridgeで登壇してきました。
話した内容は、デベロッパーズサミットで話した内容に近しいものになります。
デブサミでいただいた質問を元に少々加筆、構成変更しております。
・デブサミで多かった質問
「どうやってユーザーテストの時間を確保していますか?」という質問が一番多い認識です。
次いで「毎UIごとにそんなテストしてるんですか!?」です。
時間の確保については自分にとっても大きな課題で。
時間をかけて良いモノつくるのも良いけれど、リリースだって遅らせてはいけないですよね。
なかなか守れてないですが、新たに加えたスライドは時間を確保するためにどうするかの部分。
ユーザーテストのデータによって説得させるというものです。
つまりまず、時間がなくても実践してみるということですね。
時間はかかっているけれど、雰囲気や感覚で良いねとせずにしっかり計測して、
それを同じくらいしっかり分析・見える化することが大事ですよね。というような内容です。
・UX Bridge #5 で多かった反響
UI や UX の文脈で定量的な評価をしていると言った発表は初めて聞いたとよく言われました。
この部分は発表の肝になる部分なので伝わっていてよかったです。
(今回話す内容は、よくやる UX 改善の話ではないよというスライド)
“アドテクらしさ” っぽい計測というアプローチで UX を評価できるのが面白いと思っております。
フロントエンジニアやデザイナーの主観ではなく、定量化でやります。
あと、興味持たれたのが視線計測装置ですね。
「安いやつです」っ紹介したやつです。
https://www.amazon.co.jp/SteelSeries-Sentry-Gaming-Tracker-69041/dp/B00SB8YKVI
ゲーミング用ですので、座標データを取得したりはできないです(取得するためにはライセンス料を支払う必要があります)
なので、動画として収められるだけですね。
使い方などは解説サイトがありましたので、こちらをみると早いかと思います。
http://do-gugan.com/blog/archives/2016/09/obs-studio.html
そんな感じで UX の定量評価はもう少しやっていくつもりです。
UX ゼミは5月から少し新しくなりまして、
大学院と共同で研究するといったようなアプローチでも話を勧めている段階です。
人が集まれば交流会やLT会を開きたいなと考えております!
そのときは是非、参加いただけると!